むし歯の原因と予防法|馬車道・桜木町の歯医者
こんにちは。
馬車道・桜木町の歯医者 ミューズ・デンタルクリニックです。
「冷たいものがしみる」「歯がズキズキ痛む」 と感じたことはありませんか?
それは、むし歯が進行しているサインかもしれません。
むし歯は放置すると進行し、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。
しかし、適切なケアを行えば、むし歯の発生や進行を防ぐことが可能です。
今回は、むし歯の原因や予防法について詳しくご紹介します。
むし歯の原因とは?
むし歯は、主に「細菌」「糖質」「歯の質」の3つの要因が重なり、時間の経過とともに発生します。
細菌(主にミュータンス菌)
口腔内には、むし歯の主な原因となるミュータンス菌が存在します。
この細菌が糖質を代謝して酸を産生し、歯を溶かす(脱灰)ことでむし歯が発生します。
糖質
糖質、特に砂糖を多く含む食事や飲み物を頻繁に摂取すると、ミュータンス菌の活動が活発になり、むし歯のリスクが高まります。
ジュースやお菓子などの摂取には特に注意が必要です。
歯の質
歯の質や唾液の量には個人差があり、エナメル質や象牙質の状態によって、むし歯になりやすさが異なります。
また、唾液の分泌が少ない方は、むし歯のリスクが高くなる傾向があります。
時間の経過
上記3つの要因が重なった結果として、時間の経過がむし歯の進行に影響します。
歯に付着したプラーク(歯垢)が長時間放置されると、むし歯が発生しやすくなります。
食後、細菌が糖質を代謝して酸を産生し、歯の脱灰が始まるまでに約20分かかるとされています。
そのため、口腔内が長時間不衛生な状態で放置されると、むし歯のリスクが高まります。
特に就寝前に歯を磨かずに放置すると、夜間に細菌が活発に働くため、むし歯が進行しやすくなります。
むし歯の予防には、適切な歯磨き習慣の維持、フッ素の活用、糖質摂取の管理が重要です。
また、定期的に歯科検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能となります。
むし歯の進行段階と症状
むし歯は、進行度によって治療方法が異なります。
【C0:初期むし歯】
症状: 歯の表面が白く濁ったり、薄茶色に見えるが、痛みはない。
治療法: 適切な歯磨きやフッ素塗布で進行を防ぐことができる段階です。
この段階でのむし歯発見と治療の開始を目指しましょう。
【C1:エナメル質のむし歯】
症状: 歯の表面に小さな穴ができるが、まだ痛みはない。
治療法: むし歯部分を削り、詰め物で修復します。
【C2:象牙質のむし歯】
症状: 冷たいものや甘いものがしみる。
治療法: むし歯部分を削り、詰め物や被せ物で治療します。
【C3:神経まで進行したむし歯】
症状: 熱いものがしみる。ズキズキとした強い痛みを感じる。
治療法: 根管治療(神経を取り除く治療)が必要です。
【C4:歯の根までむし歯が進行】
症状: 歯の大部分が崩壊し、神経が死んで痛みがなくなる。
歯の根の先に膿が溜まって強い痛みを感じるケースもある。
治療法: 抜歯が必要になることが多いです。
むし歯を予防するためのポイント
1. 正しい歯磨きを習慣化する
・フッ素配合の歯磨き粉やフッ化物洗口(フッ素のうがい)を使う
・歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシを使う
・1日2回以上、丁寧に歯を磨く
2. 規則正しい食生活を心がける
・間食の回数を減らす
・砂糖を多く含む飲食物を控える
3. 定期的な歯科検診とクリーニング
・3~4ヶ月に1回の定期検診を受ける
・歯科医院でプロのクリーニングを受ける
・フッ素塗布で歯を強化する
まとめ
ミューズ・デンタルクリニックでは、「10年後の口腔内を見据えた治療」 を理念に、むし歯の予防と早期治療に力を入れています。
・むし歯の原因を知り、日常生活での予防を徹底しましょう
・正しい歯磨きや食生活でリスクを軽減しましょう
・定期検診とクリーニングでむし歯を未然に防ぎましょう
当院は、みなとみらい線馬車道駅6番出口から徒歩0分。
JR桜木町駅・関内駅、市営地下鉄関内駅からも徒歩圏内で、アクセスの良い歯科医院です。
馬車道・桜木町エリアでむし歯治療や予防をご検討の方は、ぜひ当院にご相談ください。